5−2. メ ン テ ナ ン ス と 測 定・2  


 やはり病院食というのはこうであるっ!というようなテンプレートな朝食が出てきた。
 全員でいただきますとやって、さっそくレンが田島に納豆を手渡している。
「これから全員が別行動?」
 巣山は朝食を食べた後に帰宅。西広、沖はこの日の為にしあげた武器・防具に関する報告書と、武器士のレベル測定。一番レベルの高い除虫能力の測定をしてから他の能力測定へと向かうのがいつものことである。
「今回遠いからなぁ……車がないと困るな。」
「なら、オレは本屋にでも行ってから、近くにあるファミレスにいるよ。そこで待ち合わせというのは?」
 ほどなくさんせーいという言葉が返ってくる。
「レンは初めてだよな。…護り手と癒し手になるのか?」
 泉の言葉にうんうんと頷くが、阿部から「レンは今回護り手のみの測定だ。」と返ってくる。
 巣山が阿部のあとに続き「癒し手の測定に関しては、まだまだ分からない事が多いから、研究者が多い時に全国から癒し手を集めて一斉に行うんだよ。」と説明してくれた。知らなかったと泉と田島、そして何故か沖がへぇと言っていた。
「ごちそーさま!」
 家でもそうだが、食べるのが一番早い田島が先陣をきってご挨拶。泉、花井、阿部が続く。そして最後にレンが「ごちそう さま でした!」というと全員でゴトゴトと食器を廊下に出されている食器入れへと戻しに行く。
「全員私服に着替えたら廊下前に集合。」
 花井の連絡に頷き、それぞれのベッドのカーテンがしゃっ、しゃっとしめられる。二日目は動きやすい服装ということで、ピンズを手離していなければ何を着てもいいことになっている。
 10分後には全員が病室の前の廊下に立っていた。
「田島と泉は一緒だな。」
 おう。ああ。と頷く。
「途中まで水谷、栄口が一緒で、護り手は防御系に入るから違うブースになるんだよな…。」
「攻撃と近い所だよ。」
 西広がわっさと書類を持って花井に言う。測定に関しては大体どこの病院も一緒だからだ。
「力の強い攻撃関係の者をどこまで抑えられるかというのも入るはずだから。」
 巣山の説明に花井は栄口にレンを託した。
「水谷……レベルダウンしてたらお前の部屋はないからな。」
 にやぁ、と嫌な笑いをしながら阿部がのたまう。
「イヤー!それダメっ!」
 笑い声が、病棟の廊下に響きわたった。


アップして何ヶ月間忘れてたんだろう………orz

戻る 次へ