三橋。
オレ置いてさ、勝手にあっちにいっちまうなんてな…
よっぽど三星から出て行きたかったんだろうか…そうだろうな。
あんな扱い受けていれば、普通だったら学校でさえ来なくなる。でもお前は来た。来て、マウンドに立った。すごいヤツだよ。お前は。
でも
今は
ひとりぼっちなんだよな。
群馬と埼玉の空は続いてるけどさ。広いよな。
あいつのことだから、ずーっとうつむいたままで。
誰とも話そうとしないで。自分が「何もしてはいけない者」とか考えて。
でも、絶対、そっちの学校では、友達ができるさ。そうだよ。オレだって思ってるくらいだ。
入学式行って、隣のヤツでもいい。野球部には絶対に入るはずだから、野球部で同じクラスになったヤツでもいい。
友達、作れよ。オレみたいないい友達を、さ。
「友情の夜明け前」ってやつかな?